(マクロ経済 7) Money Demand and Supply
Fiat Money
- Fiat money
- 不換紙幣(本来的な価値を持たないお金)。
- ミクロ経済学的な資産選択問題ににおいて、家計が利子がつく資産と、利子がつかない現金を同時に持つのは、実質的な金利が0の時のみだと考えられる。そうならない理由として、以下4つの仮定が有名。
- Money in the Utility function
- 家計はお金を持つ事が好き。
- Shopping time model
- 資産として保有していると、消費をするときに、資産をお金に換える必要がある。家計が、そうした手間を節約するために、現金を仕方なく保有している、という理論
- Cash-in-Advance assumption
- 消費をするためには、現金として保有しておく必要がある、という仮説。マクロ経済ではもっともよくつかわれる仮定。
- Search theory and money
- 物々交換社会を考えると、お互いの財の必要性について、2重の一致が必要となるが、お金がある場合には、1つの一致ですむ。このため、家計は現金を保有することを好む。
- Kiyotaki and Wright(1989)
Cash-in-Advance model
- その期に消費する分と保有している現金が等価になる
マネタリスト
- CIAを前提とすると、下記の式、貨幣流通速度V=1が成立する。なので、インフレ率は貨幣の量によって決まることになる。
- 計量分析的には、先進国では、この傾向が強い。McCandless and Weber(1995)。しかし、原因なのか結果なのかは判然としない。
英単語
denote | 意味する |
blurry | あいまい |
hence | それゆえに |
facilitate | 手助けをする |
Expenditure | 出費 |
derivation | 導出 |
intertemporal | 異時点間の |
intratemporal | 同時点内の |
Velocity | 速度 |
staple | 必要条件 |